チーム医療が高い評価を受けました - 病院機能評価でS評価
昨年5月に群馬大学医学部附属病院は、病院機能評価を受審しました。
「一般病院3」という新しく設けられた厳しい基準にもとづくもので、その結果が日本病院機能評価機構のホームページで公開されました。
精神科についての内容は副機能「精神科病院」で評価され、「認定」という審査結果でした。
26項目のうち、S評価が2項目、A評価が20項目、B評価が2項目、該当なしが2項目という結果でした。
B評価は作業療法士が配置されていないことによるものでしたが、S評価を受けたのは、電気けいれん療法について「ECT治療医患者への麻酔科管理や周術期対応は高く評価できる」、栄養管理と食事指導について「NST活動に関しては、優れた取り組みがなされており評価できる」という、いずれもチーム医療についてのものでした。
日々の診療のなかで、外科系や麻酔科との連携、あるいは栄養士やNSTチームとの共同に努めています。
そうしたチーム医療の取り組みについて、なかなか難しいとされるS評価をいただけたことは、とても励まされる思いでした。
これからも引き続き、さらに良質な精神医療の提供を目指していきたいと考えています。