群馬大学大学院医学系研究科 神経精神医学教室Department of Psychiatry and Neuroscience, Gunma University Graduate School.

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臨床実習『研修医・シニアレジデントと語る』

こんにちは。
今日は私が主に担当している『研修医・シニアレジデントと語る』という時間についてお話ししたいと思います。

この時間は群馬大学の医学部生の臨床実習において精神科が独自に設定しているプログラムで、内容としては学生とのフリートークになります。
基本的には私が主に担当していますが、時々その時研修している研修医の先生に善意で参加して頂くこともあります。
最近では新型コロナウイルスの影響もあり、オンライン上での実施になっていますが、なるべく今までと変わらないような雰囲気づくりを心掛けています。

出身や経歴がそれぞれ異なる学生たちと、週ごとにお話しさせて頂き感じることは、将来のことについて複数の可能性を模索している学生が多いということです。
そのような背景もあり、会の中で「精神科はどうですか」と聞かれることがよくあります。
今日はこの問いについて、僭越ながら自分なりの見解を書かせて頂きます。

結論から言うと「見てみないとわからない」です。
というのも、私自身が学生・研修医の時に精神科を研修して、それぞれの時で違って見えたからです。
私の場合は学生から実習や研修をさせていただき、4年連続で群馬大学医学部附属病院の精神科を見てきました。
その中で精神科自体の環境が変わったところもあれば、自分自身や自分を取り巻く環境も変化しました。

実は、私は学生のとき、学問的に興味はあっても、将来精神科に進もうとはほとんど考えていませんでした。
それなのに何故、現在精神科医として診療に当たっているのか、その話はここでは割愛しますが、実際に精神科医となった今思うことは、もしかしたら学生の時点で「ここは自分に合わないかな」と考えて選択肢から外したものでも、後で実際触れてみたら魅力的に映るかもしれない、ということです。
先輩や上級医の先生に科の様子を聞くことができても、その様子を見て自分がどう思うかは、自分自身にしかわかりません。

もちろん、先ほど紹介した『研修医・シニアレジデントと語る』の時間には、可能な限り精神科の様子は伝えるようにはしています。
その情報が自分から見ても本当なのか知りたければ、選択実習あるいは研修医になってから、また改めて実習や研修あるいは見学に来てください、というのが私の最終的な答えです。

『研修医・シニアレジデントと語る』は臨床実習の1プログラムのため、基本的には群馬大学の医学部生を対象にしていますが、他大学の学生さんや、研修プログラムの都合上、当科の研修が難しい研修医の方でも、お話をすることはもちろん可能です。
興味のある方は是非ご一報いただければと思います。(専攻医Y)