群馬大学大学院医学系研究科 神経精神医学教室レジデントセミナー「安心と信頼と希望に向けたコミュニケーション」
臨床研修センターが主催するレジデントセミナーを、年1回担当しています。
テーマはコミュニケーション。
タイトルに「安心と信頼と希望に向けた」という言葉を添えて、医療現場での心がけを表現してみました。
研修をスタートさせた1年目の先生が、日々の臨床のなかで悩みを感じ始める5～7月に割り当てていただいています。
そこで、事前に質問を募り、それに答えるという進め方を試みています。
研修医の先生のニーズに、できるだけ見合ったセミナーとしたいという思いからです。
今年はコロナ禍でオンライン開催でしたが、事前アンケートにたくさんの質問が寄せられました。
考えさせられるテーマばかりですが、皆さんでしたらどう答えるでしょうか？
「自分から話すことをしない患者さんとのコミュニケーション」
「信頼を得るための雑談の適量」
「患者さんから“もう長くないんでしょ？”と言葉をかけられることがある」
「激務のため身体的にも精神的にも疲れているが、それを癒す大切な人たちに気軽に会えない」
「患者さんから好意を伝えられた時」