第55回日本臨床神経生理学会学術大会に参加しました(沖縄)
2025年11月13日から15日にかけて、沖縄コンベンションセンターを主会場として開催された第55回日本臨床神経生理学会学術大会に、群馬病院、つつじメンタルホスピタル、群馬大学医学部附属病院の合同チームとして参加しました。
本学術大会は「実学としての臨床神経生理学」をテーマに掲げ、脳波、筋電図、誘発電位、脳磁図など、臨床と研究の双方に直結する神経生理学的手法について、基礎から応用まで幅広い議論が行われました。精神科領域においても、病態理解や治療評価に神経生理学的指標をどのように位置づけるかという観点から、多くの示唆に富む発表がなされていました。
当グループから複数の演題を出しましたが、統合失調症における脳磁図(MEG)を用いたリップル波および安静時ネットワーク解析に関する研究が評価され、優秀演題賞を受賞しました。会場では、解析手法の新規性や臨床的意義について活発な質疑が行われ、他施設の研究者からも多くの建設的なご意見をいただくことができました。
また、シンポジウムや教育講演では、最新の計測技術やデータ解析の動向に加え、それらを日常臨床にどのように還元していくかという実践的な視点が強調されており、今後の診療および研究の双方に直結する多くの知見を得ることができました。
学会期間中には、施設や専門分野を越えた交流の機会も多く、沖縄という土地柄も相まって、終始和やかな雰囲気の中で意見交換が行われました。今回の参加を通じて得られた知見や人的ネットワークを、今後の研究活動および臨床実践に着実に還元していきたいと考えています。
今後も、群馬病院、つつじメンタルホスピタル、群馬大学医学部附属病院など群馬県内の精神科病院が連携しながら、臨床神経生理学の視点を取り入れた精神医学研究をさらに発展させていく予定です。



群馬大学大学院医学系研究科 神経精神医学教室