作業療法プログラム「リラクゼーション」
これまでに作業療法で行ってきた活動を紹介しています。
今回は「リラクゼーション」プログラムについて紹介します。
リラクゼーションプログラムは、入院生活や日常生活の中で感じたストレスを、自身でケアしていく練習のために行っています。
リラクゼーションの手法には様々な種類があります。
この日はアロマテラピーとしてアロマ石鹸づくりを行いました。
アロマ石鹸づくりは「せっけん粘土」と呼ばれる粘土とアロマオイルを使用します。
せっけん粘土にアロマオイルを混ぜて粘土をこね…
水彩絵の具で色を付けてこねていきます。
そして形を整えて…
作品ができあがりました!
これらは実際に参加した患者さんの作品たちです。
それぞれ個性があって素敵ですね。
写真では伝わりにくいですが、ラベンダーやレモングラス、ローズやラベンダー&オレンジなどのいい香りを感じながら作品を作りました。
完成した作品は、飾っておくといいにおいがして、さらには石けんとしても使用ができます。
アロマ石鹸づくりが終わったら、呼吸法や筋弛緩法と呼ばれる代表的なリラクゼーション技法に挑戦です。
終了したころには、見学していた医学生の方が一番リラックスして眠そうにしていました。
入院生活の中に癒しを持つことも大切ですが、退院後の生活を豊かに過ごすことも大切です。
アロマ石鹸づくりや呼吸法・筋弛緩法は、退院後にも継続してできることを目指して行っています。