2月16日「こころのふれあい研修会」に参加しました。
2月16日(土)に、群馬メンタルヘルスネットワーク「こころのふれあい研修会」が臨床大講堂を会場で開催されました。
今回のテーマは「軽いと言われるけれど」。
メンタルヘルスの不調はそれが軽度であると、かえって周囲の理解が得られにくかったり自分での気付きが乏しくなることがあり、日々の苦痛や社会生活の困難に結びついてしまいます。
発表は4題で、群馬県発達障害支援センターからは発達障害について、
群馬県地域生活定着支援センターからは触法障がい者について、
群馬県手をつなぐ育成会からは知的障害について、
ぐんま・つなごうネットからは司法書士の立場から、
さまざまなご経験についてお話がありました。
会場には、医療関係者以上に福祉や行政や教育の分野の方が集まり、頷きながら熱心に耳を傾けました。
いずれも考えさせられる内容でしたが、とりわけ印象的だったのは知的障害の子どもさんのお母さまのお立場からのお話でした。
ご本人とご家族がその「軽さ」を認め受け入れていくことには、さまざまな紆余曲折があることが実体験にもとづいて語られ、おおきな学びとなりました。(F)