NEURO2026(第49回日本神経科学大会)参加報告
7月30日〜8月2日:神戸(神戸国際会議場・神戸国際展示場)
7月30日から8月2日にかけて神戸で開催された第49回日本神経科学大会(NEURO2026)に参加してまいりました。真夏の神戸は連日の猛暑となりましたが、会場は基礎から臨床まで幅広い分野の先生方で朝から晩まで賑わい、活気あふれる四日間となりました。
私自身は、8月1日の「神経系の疾患」セッションにて口演発表を行い、『統合失調症における海馬・皮質のリップル活動と陽性症状との関連』と題して、群馬大学と熊谷総合病院の2施設MEGデータを用いた解析結果を報告いたしました。会場の先生方からは睡眠時紡錘波との対比や左右非対称性など示唆に富むご質問を多数いただき、今後の研究の方向性を考えるうえで大変貴重な時間となりました。
聴講したポスターやシンポジウムでは、ヒト海馬深部電極からのリップル研究、統合失調症モデルマウスの海馬トランスクリプトーム、位相制御した経頭蓋交流電気刺激による睡眠中の記憶再活性化の修飾など、当教室のリップル研究と直接に響き合うテーマに数多く触れることができました。ヒトと動物モデルとをつなぐ枠組みが着実に整いつつあることを、あらためて実感いたしました。 会期中に多くの先生方からいただきましたご助言とご縁を、これからの研究に少しずつ活かしてまいります。


群馬大学大学院医学系研究科 神経精神医学教室